おすねのおでかけ記録

自分用に旅行や食べ歩きを記録します。

夏の3泊4日道東旅行~1日目帯広編~

3泊4日道東旅行、いざ。

2021年8月2日。月曜日。妹と二人旅。朝8時にレンタカーを借りて札幌を出発。今回の車は派手なピンク色のフィットハイブリッドで、テンションあがったなぁ。f:id:osune:20210806132248j:imageこれは知床の海岸線で映え映えなフィットくん。不慣れな妹が運転する時のために、初心者マーク付き。

 

帯広へは寄り道せずに真っ直ぐ向かう予定だったけど、道中の夕張で我々の目に飛び込んできた「メロン700円」。思わず車を停めて物色。

f:id:osune:20210806133535j:imageお店の年配女性に食べ頃は黄色くなった頃だと教えてもらって、札幌に戻った頃にちょうど食べ頃になりそうなのを選ぶ。

あと、最初はちゃんと夕張メロン登録商標のラベルが貼られているものを食べてほしいとのこと。

もう1つ、600円の謎メロンも味見させてもらったところ甘くて美味しかったので、購入。甘いけどさっぱりしている。カルパッチョにしても美味しそうだ。バンビーという品種で、もともと鹿児島で作られていたらしい。今では北海道でも作られているみたい、それで入荷してたんだな。

メロン2玉をたった1,300円でゲットできてほくほく気分で帯広へ車を走らせる。
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12:30帯広到着

高速代ケチって地道を爆走し、4時間半ほど帯広駅に到着。ここで目的のぱんちょうが月曜定休であることに気付いて、急遽行き先変更。はげ天本店へ。とん田やぶたはげや他にも有名な豚丼屋はたくさんあるけど、初っぱななので昨年食べて美味しいのを知ってるはげ天にした。
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豚丼と天ぷら 1,780円
ついついセットものを頼んでしまった。

天ぷらはカラリと揚がってサクサク軽い口当たり。特に白身魚がほわほわで味わい深い。豚はロース。あっさり目のたれに炭火の香りと黒胡椒のアクセントがきいている。

当然、まいう。ひんなひんなだ!

 

中札内美術村

腹ごなしにぶらぶら散策しようということで中札内美術村へ。駅周辺から車で30分ほど。ここは六花亭が運営している、美術館と庭園でレストランもある。入館料は任意による寄附。145,000平方メートルもあるんだとか。広すぎて1時間では当然回りきれなかった。

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村っていうか、森。林。村というには建物少ないし、一つ一つがけっこう離れてるしなぁ。我々の他には先客なし!マスクも外して開放的な散策だ!

私のお気に入りは、「北の大地美術館」に展示されている「二十歳の輪郭」たち。自画像公募展の応募作品がたくさん展示されている。特に森田くんという人の「超吸収ミュータント森田」に惹かれた。彼は友達が多そうだ。他人の自画像を観てこんなに楽しいと思ったのは初めて。これが個性ってやつかぁ、と沁々思うなどした。

建物はなんだか見覚えがあると思ったが、札幌農学校第二農場がモデルらしい。毎日通学で横通ってますわ。

小泉淳作美術館も私好みだった。京都五山建仁寺の「双龍図」や東大寺の本坊襖絵を奉納した日本画家。
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これが「双龍図」。横に構図の違う原案がいくつか展示されていた。背景は真っ暗なのに奥行きがあるように見えて、立体的な迫力が印象的だった。暗闇で蠢いている感じがして、ぞくぞくする。

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襖絵の一つ。一部切り取ってスマホの壁紙にした。とても気に入っている。

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あとこれはコンテンポラリーダンスを踊っているのか?という感じの私。踊ってない。
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もっと美術館をじっくり見たかったけれど時間がなかったので、庭園へ。f:id:osune:20210806160257j:imagef:id:osune:20210806160334j:image
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うむ、癒し。お花もたくさん咲いていたのに、私はなぜか緑色ばかり撮影していたらしい。気づいていないだけで、実は木が好きなのか?

あちこちに銅像がいたので、物真似しつつ駐車場へ向かった。

次はお楽しみ、ばんえい牧場十勝だ!

 

ばんえい牧場十勝

我々姉妹は動物が大好きなので、やはりこういう動物がらみの施設は外せない。しかもここは、どうやら触れ合いコーナーがあるらしい。すこぶる興奮。
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入り口にある小屋でチケットと餌のニンジンを購入して、入場!

触れ合いコーナーが静かにざわついていたので何だ何だと見にいくと、血気盛んな羊が脱走しかけていた。

柵の中に入って豚さん、馬くん、羊めたちと触れ合える。柵の中に入って振り返ったら、係員さんもうすでにどっか行っていない。自由自治スタイル。素晴らしい。母校のようだ。
f:id:osune:20210806170440j:imageニンジンを奪おうと寄ってくるキャツラ!
f:id:osune:20210806170610j:image欲望剥き出しの顔
f:id:osune:20210806170710j:image近い近い

f:id:osune:20210806170814j:imageこの笑顔よ。口元ゆるんでるぞ、きみ。

こやつがやたら私に執着してきて、真っ白いワンピースに飛びかかって見事泥で模様を描いてくれた。その後も私を見つけるとダッシュで寄ってきて頭なでを要求したり、隙あらば飛びかかろうとしてきた。なんか私のこと好きだったらしい。私も君のこと、好きだわ。また会おうな。
f:id:osune:20210806171257j:image洗い場でワンピースを洗ってびちょびちょの状態でばんばを見に行く。
f:id:osune:20210806171735j:image蹄の跡、でか!

ばんば、とにかく巨大で、サラブレッドのイメージで行ったらとんでもなかった。ほんまにでかい。人間のことは一切気にしていなかった。皆「また人間とかいう雑魚がきてるな」とすら思ってない感じ。ディオより上の存在だと思う。

ここは道の泥濘もすごいしたぶんうんこ混ざってるし、あと羊に襲われたりもするので、汚れてもいい服、靴で来ることを勧める。

ひとしきりばんばの迫力に圧倒されて満足したので、一旦帯広駅に戻ることにした。

 

高橋まんじゅう屋

めちゃでかい豚まんで有名らしい、高橋まんじゅう屋。旅館に行く前にちょっとつまみたくて、寄り道。
f:id:osune:20210806172844j:imageところがまさかの目当ての豚まんが売り切れ。何時頃に売り切れたのか聞くと、なんと11時。基本的に午前中に売り切れてしまうので、確実に食べるなら9時に開店凸するのがいいらしい。これはリベンジしたい。

仕方がないので、チーズおやきと蒸しパンを買うことに。

前の人の会計を待ちながら店内を見渡していると、そこに、こんなものが。
f:id:osune:20210806173743j:imageえ、spitzって書いてないか?てか左上のこれも、、明らかに草野さんだよな、、?
f:id:osune:20210806173945j:imageやっぱりスピッツって書いてある!!スピッツのサインだ~~~~!!ええ~~!!こんなところで出会うなんて思ってなかったので、めちゃくちゃに興奮してしまった。スピッツに興奮して最初気づかなかったけど、隣には荒川弘氏のサインもあった。
f:id:osune:20210806174201j:imageいや、豪華だなぁ。私的に豪華だわ。

まぁそんなこんなでアチアチのチーズおやきと蒸しパンを受け取って、駐車場で食べた。

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f:id:osune:20210806174508j:imageどちらも手のひらから少しはみ出る、でかめサイズ。
蒸しパンはやさしい味わいでほんのり甘くてふわふわ。中にあんことか入ってないシンプルなやつ。優しいあの子にも食べさせたい。

特筆すべきはチーズおやき。クリームチーズ系を想像してたら、まさかのしょっぱい系のび~るチーズ!もちもちで甘さ控えめのおやきと相性抜群。意外性もあるし、美味しいし、もう一個買えばよかったなんて思ったが、実は二日目にまた食べることになる。

 

1日目おわり

小腹を満たして、然別峡かんの温泉に向かった。帯広駅から1時間ちょっと。この温泉旅館についても語ることがたくさんあるので、別途書く。

六花亭本店とか六花の森とか十勝千年の森とか十勝が丘展望台とかじゃなく、なんかちょっとマイナーな所を回った。

地味だけど、楽しく、満足できた1日目だ。